ブルームバーグの報道によると、エラメットはもはやLMEをフェロニッケルのベンチマークとはみなしていない
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ブルームバーグの報道によると、エラメットはもはやLMEをフェロニッケルのベンチマークとはみなしていない

Jun 02, 2023

6月1日(ロイター) - ブルームバーグ・ニュースは、フランス鉱山会社トップの発言として、エラメット(ERMT.PA)はロンドン金属取引所(LME)がニッケル市場の一部で上海金属市場のベンチマークの地位を失ったと考えていると伝えた。 。

報告書は、上海金属市場が作成した指数がフェロニッケルの価格設定の「ベンチマークになっている」とエラメットの会長兼最高経営責任者クリステル・ボリーズの発言を引用した。

「市場のファンダメンタルズと、LMEの倉庫に物理的に保管されている製品との間の乖離が増大している」とボリーズ氏は語った。

「LMEの問題は、純粋な鉱石の価格を設定していることだ。一方、ニッケルは純粋な金属として使用されなくなっている」とボリーズ氏は付け加えた。

Eramet社は、同社が世界のニッケル生産量の10%強を占め、ステンレス鋼の製造に使用されるフェロニッケルの世界第2位の生産国であると報告書は付け加えた。

Erametの広報担当者は、同グループのニッケル製品のほとんどはLME価格に連動しておらず、インドネシアのニッケル鉱石だけがLME価格を追跡していると述べた。

エラメットは歴史的にフランス太平洋地域のニューカレドニアでニッケルを生産してきたが、近年は中国の鉄鋼大手、青山と提携してインドネシアのウェダベイ鉱山で生産量を急速に拡大している。

LMEは水曜日、昨年のニッケル取引危機を受けて改革の可能性について2回の協議を開始し、3月に定めた行動計画をフォローアップしていると述べた。

この動きは、取引所が取引を停止し、数十億ドル規模の取引を無効にした昨年の危機を受けて、投資家の信頼を高めるための抜本改革の一環である。

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